『解は現場にあり』
沖縄に続いて北陸でも、2日間集中型のマーケティング戦略構築ワークを実施してきました。
とある老舗企業の商品開発。
これまでは単にモノを作って店頭に並べているだけでした。
それが今回、初めて“マーケティング戦略”というものを考えながらモノづくりをすることに。
「これまでは社長の命令に従っていればよかったからマーケティングプランなんて考えたこともない」
最初どんよりとしていた空気がワークを始めて一変。
深い考察に基づいた鋭い意見。
堰を切ったように次々とあふれ出てくる斬新なアイデア。
「解は現場にあり」
これは、私が大好きな言葉です。
私たちはつい自分自身を卑下してしまう。
自分には知識もスキルもない。
日々業務を行っているだけで、スゴイことは何も考えていない。
だから戦略なんて作れるわけがない。
でも、実はそんなことは決してないのです。
1日8時間を週に5~6日、それを何年もやっていれば、そんじょそこらにいる一般の人達には及びもつかないくらい膨大な情報量を持っているし、深く考えています。
その業務に関しては立派な専門家。
だから、戦略は自分で考えられるのです。
圧倒的な情報量と思考量から頭の中には「解」ができている。
何が課題でどうしたらよいのかも、ちゃんと考えている。
戦略を構築するには、既に頭の中にある「解」を取り出すだけ。
しかもそうやって作られた戦略は、よくコンサル会社が作る上から目線の実行可能性のないものとは異なり、現場の状況にきちんと即していて即実行可能なものになります。
「解は現場にあり」
今回の2日間の集中ワークを通じて、目前で起った出来事はまさにコレでした。