ポジショニングマップとは?(後編)

 

ポジショニングマップは、マーケティング戦略を作成する際に役立つツールの1つ。
前篇では「定義」について整理しましたが、後編では「使い方」についてまとめていきたいと思います。

 

ポジショニングマップの使い方

ポジショニングマップは「競合他社の製品と並べてみたときに、自社の商品をどのようにアピールして、お客様に購入していただくのか?」を視覚化しながら考えるツール。

これには2通りの使い方があります。

使い方 ① :現状の位置づけをつかむ
競合他社の製品を一面に並べた中で、自社の商品・サービスがどこに位置づけられるのかということを視覚化します。
使い方 ② :今後の成長方向性を見つける
競合他社の商品に対してさらに優位な立場に立つためには、こういった方向に向かった方が良い、と言うことを考えていきます。
事業に何も課題がなく順調に進んでいるという場合以外は、通常、① → ② の順番で使います。
新規商品の場合は ① はないので、いきなり ② を考えることになります。

 

ポジショニングマップを利用するメリット

ポジショニングマップは必ず使わなければならないものではありませんが、これを使うことで戦略を考えたし実行しやすくなります。

 

メリット(1):目で見て確認しながら考えることができる

頭の中だけで考えるよりも具体的に考えやすいです。アレコレと試しながら一番ピッタリするものを選ぶことができます。人に意見も聞きやすい。

 

メリット(2):瞬間的に理解してもらえる

一目でパッとわかるので、クドクド説明する手間が省けます。納得されれば理解が一気に広まってプロジェクトがほぼ自動的に進むようになります。

 

 

ポジショニングマップを利用するデメリット

一方、ポジショニングマップには気をつけなければならない面もあります。

デメリット(1):正解がない、合意に至りにくい

ポジショニングマップは「一目で把握できるという便利さの反面、その判断はかなり感覚に左右されます。自分はいいと思っても、他の人にはそうでもないこともザラです。

 

デメリット(2):ゴミ箱行きになりやすい

共感を得られないポジショニングマップは全く使い物になりません。また、感覚で判断されるがゆえにダメな理由はほぼ不明。改良の余地もなく労力と時間が無断になってしまうことが多いです。

 

 

以上が、ポジショニングマップの使い方です。

便利な反面、注意して取り扱わないといけない点もあります。

次回はこれらの注意点も踏まえて、ポジショニングマップを作るために知っておくと良い基本ルールについてまとめていきます。

 

(投稿者:e.ito

★動画でわかるポジショニングマップの作り方★

【徹底解説】ポジショニングマップの作り方 (動画セミナー)

基本の考え方から教科書にはあまり書かれていない注意点まで、スムーズに作るためのノウハウを実演付きで徹底解説