ポジショニングマップとは?(前編)

 

  • ポジショニングマップを見たり聞いたりしたことはある・・・6〜7割程度
  • ポジショニングマップを実際に作ってみたことがある・・・3割程度

 

上記は、これまで開催してきたマーケティング戦略についてのセミナー参加者に聞いた、ポジショニングマップとの関与状況です。人数をきちんと記録していたわけではないので、あくまでもざっくりとした感覚です。(対象がセミナー参加者なので関与度は少し高めです)

結構みんな知っていて、作ってみた人もわりといるんだなぁ、という印象を持ちました。

でも、さらに突っ込んで聞いてみようとすると、前者も後者も「う〜ん・・・」と煮え切らない反応が目立ちます。

「何となくわかるけれども今ひとつピンとこない」

そんな声をチラホラ聞きました。

ポジショニングマップはマーケティング戦略を作成する際に役立つツールの1つ。どのマーケティングの教科書にも掲載されている定番中の定番なのだとは思いますが、実態はややボンヤリとした存在なのかもしれません。

まずはポジショニングマップはどのようなものなのか?そもそもの概念部分について整理したいと思います。

 

ポジショニングマップとは何なのか?

まずは“ポジショニングマップ”の定義をおさえておきましょう。

これと言って決まった言い方はなく、いろいろな人が様々に工夫して説明していますが、私自身は次のように考えています。

競合他社の製品とどのように違っているのかを
一目で感覚的に捉えられるように表した図

前半の1行が“ポジショニング”の意味、そして後半の1行が“マップ”の意味です。

特徴は「競合他社の製品との違い」であること。そして「一目で感覚的に」捉えられるものであること。

 

●「競合他社製品との違い」

ポジショニングマップで見るのは、自社製品の「相対的な位置付け」

競合他社の製品と並べてみたときに、自社の製品がどのように見えるようにするのか?

を考えるためのツール。それがポジショニングマップです。

 

●「一目で感覚的に」捉えられる

  • 1枚で全体を把握できる(一覧性)
  • パッと一目見ただけで把握できる(一見性)

これは”マップ”の特徴から来ているもの。

とてつもなく便利なのですが、一方で、瞬間的に把握されるということはかなり感覚に左右されます

これがポジショニングマップをすんなりと使いこなせない最大の理由。特性をよく踏まえておかないと無駄足となってしまうことが多々あります。

 

以上が、ポジショニングマップの定義とそのポイントです。

それではこのポジショニングマップ、一体どのようにして使いこなせばよいのでしょう?
後編では「ポジショニングマップの使い方についてまとめていきたいと思います。

 

(投稿者:e.ito

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