売れる商品名4文字以内の法則

ユニクロ
ドトール
楽天(ラクテン)
無印(ムジルシ)
シャネル
エルメス
アップル
イケア ・・・

「売れている商品や店舗、サービスは何故か4文字以内の名称を持つものが多い」

この法則は、かつて勤めていたメーカーにいた時に言われていたものです。あるいはどこか社外でそのようなことを聞いたのかもしれません。

GUM(ガム=2文字)>Ora2(オーラツー=5文字)>Doクリア(ドゥークリア=6文字)

ドラッグストアの売り場の広さから推測できますが、確かに4文字より少ないGUMが一番メジャーです。社内の他のブランド名を見ても、文字数の多いものはあまり売れていない傾向がありました。

『売れる商品名4文字以内の法則』は絶対的なものではなく、マイクロソフト(6文字)、コカコーラ(5文字)、パナソニック(6文字)クリスタルガイザー(9文字)などのように5文字以上あっても売れている企業は沢山あるので、4文字と売上との関係に統計学的な根拠はあるとは言えません。

ですが、あながち外れていないケースも多いのは「文字数と覚えやすさ」が関係しているものと思われます。商品やサービスの名称が人に覚えてもらいやすければ、買ってもらえる機会も多くなりますし、広告費も少なくて済むという効果があるからです。

「タマホーム」などのように、TVCMで名前を連呼してとにかく商品/サービス名を知ってもらおう、という企業もあるくらいです。

ですので、新しい商品名やサービス名を考えるときに必ずしも4文字である必要はありませんが、売れる確率を少しでも高めるために『売れる商品名4文字以内の法則』を意識して、なるべく4文字以内で収まるような名称を考えるようにすると良いとオススメしています。

ちなみに4文字は厳密には「4音節」と考えて良いです。実は私たちは目で見る文字よりもむしろ「音」で覚えることも多いのです。

例)ティ/ファ/ー/ル(4音節)、ア/ディ/ダ/ス(4音節)

また、正式名は長くても呼称が4文字(4音節)であれば大丈夫。

例)スターバックス→スタバ(3文字/音節)、ファミリーマート→ファミマ(4文字/3音節)、マクドナルド→マック(3文字/2音節)

そう言えば、LCCのエアアジア・ジャパンがバニラエアに変わってようやく日本に定着したのも、この法則に当てはまります。

エアアジア(5文字)
バニラエア(5文字)

両方とも5文字ですが、バニラエアは「バニラ(3文字)」という呼称が生まれましたが、エアアジアはどうしても短縮した呼称を思いつきませんでした。エアアジア・ジャパンが無くなってしまったのは、もちろん文字数だけの問題ではありませんが、大規模な広告宣伝を行わずにネットメインで航空券を販売するLCCにとっては、サービス/商品名の覚えやすさと売上との関係性は少なからずあったのではないかと考えています。

なお、「4文字の覚えやすさ」は日本語独特のもので、英語などの外国語では音節や抑揚のつけ方が日本語とは異なるため、必ずしも当てはまりません。

エアアジアは英語では「エ/アジア」と2音節で発音し、東南アジア圏内では絶対的優位にある勝ちブランド名称です。Facebookも同じく「フェイス/ブック」と2音節で発音します。

 

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