ドラマ「グランメゾン東京」に学ぶ、成功する新規事業に必要な要素

10月下旬から始まったドラマ「グランメゾン東京」。
視聴率も良いらしく、ご多分に漏れずなんだかんだと毎回楽しく見ています。

実はこのドラマ、単純に楽しむ以外にも新規事業を作るためのお手本的な流れがわかります

ちょうど今まさに新規事業を考えろと言われている方や、これから考えてみたい方はよろしければ参考にしてみてください。

新規事業は「無い無い尽くし」から

初めて新規事業を検討する人によくある傾向が、「これが無いからできない」「これでできるのはこれだけ」と、今ある資源をベースに考えて発想を縮小させてしまうことです。

新規事業は基本的には「無い無い尽くし」

パズルのピースを組み合わせていくように、一つ一つ足りないものを何とか入手して事業体に積み上げていくので、むしろ「無いものをどうしたら手に入れるか」という発想に切り替えていかないと、なかなか進まなくなってしまいます。

もちろん「グランメゾン東京」で描かれているのはあくまでもテレビドラマ用の美しいストーリー。

現実の新規事業はこんなにきれいではないことが多いですが、理想的な流れがどういうものかをイメージしておくのは決して無駄ではないと思います。

成功する新規事業に必要な6つの要素

ドラマでこれまでに出てきたのがこの6つの要素。以下に一つ一つ簡単に説明していきます。

1.ビジョン
2.人(チーム)
3.金
4.設備
5.キラー商品
6.参入障壁の構築

 

  1. ビジョン

     


    「三つ星レストランを作りたい」
    がこの事業のビジョン。第1回目から出てきて、何度も呪文のように使われています。

    ビジョンは最初は個人の野望のようなものでも、それに社会に対する意味付けが加わっていくと、やがて周囲の人を巻き込む力を持つようになります。

    ドラマでも主演の二人だけではなく、周囲の出演者も口ずさむように伝播していっていますね。

  2. 人(チーム)

    事業を起こすには自分一人の力だけでは難しいのは言わずもがな。ドラマでもスタートは最初は主演二人でしたが、徐々に各メンバーが加わって、それぞれの能力を発揮していきます。

  3. 資金


    グランメゾン東京を立ち上げる資金は「5000万円」。スゴイですね。

    最近のトレンドはネットの恩恵もあって「ほぼ0円」で始められることも多いですが、「3つ星」というリターンを得るにはやはりそれ相応の投資が必要になるということですね。

  4. 建物・設備など

    物質的な必要物のことです。ドラマの場合は「店舗物件」や「キッチン設備」など。

    これは業種によってピンキリで、例えばYouTuberであれば「iPhone」一つで済んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

  5. キラー商品


    いわゆる「目玉商品」
    です。エッジが効いていてこれまでにない新しさのある渾身の一品。グランメゾン東京はコレだ!と象徴になるメニュー。第2話、第3話あたりからそれらしきものが見えてきました。

    「新規事業を始める際にラインナップ(複数の商品群)を揃えた方がいいですか?」という質問が以前あったのですが、ラインナップを揃えるかはどちらでもいいです。キラー商品が一つあればそれをコアとしたラインナップを揃えれば売上額を増やすことができますし、逆にキラー商品がなければラインナップを揃えても、結果はいまひとつで終わることが多いです(わりとよくある失敗例です)。

  6. 参入障壁の構築


    わかりやすく言うと「真似されにくい仕組みをつくる」こと。

    折角生み出した懇親のキラー商品が簡単に真似されてしまったら、あっという間に“レッドオーシャン”化して、競合同士のえげつない値引き合戦に(涙)。

    ドラマでは第3回に出てきた「肉の仕入先」がこれに当たります。

    職人を口説き落として最高最良質の肉を独占入手できるようにしておけば、他社が同じようなメニューを作ろうとしても同品質のものは中々作れません。

 

いかがでしたでしょうか?他にも色々あるかもしれませんが、ひとまずザックリはこんなところです。

なお、ドラマ製作者の意図は全く知らずに独断と偏見による勝手な解釈なので、あくまでも参考程度に聞き流してくださいね。

まだ欠けているものもあるので、来週以降もどのような展開になっていくのか楽しみです。

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